rouのポケ日記

ウキ!ウキウキ!ウキー!!!!

【構築】エルテラ偽装のエルフウルガ

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
エルフーン すりかえ 手助け 日本晴れ 甘える 後攻の尻尾
テラキオン インファイト 岩雪崩 ストーンエッジ 守る きあいのタスキ
ウルガモス 虫のさざめき 熱風 蝶の舞 守る ラムの実
ロトム(水) 十万ボルト ハイドロポンプ めざめるパワー(氷) トリック こだわりスカーフ
ボーマンダ 流星群 大文字 ハイドロポンプ 守る 命の珠
メタグロス コメットパンチ バレットパンチ 思念の頭突き 守る オボンの実


ウルガモスを軸にしたパーティはいくつか試しましたが、以前の環境と比べてトリックルームを使うクレセリアが増えたことで本来起点にできるはずのクレセリアに対して有利とは言えなくなってきました。
そこでトリックルームと電磁波、さらに言えば達人の帯やこだわりメガネなど、どの型のクレセリアに対してもウルガモスを選出できるような構築が求められるようになりました。


今回注目したのは後攻の尻尾を持ったエルフーンで、これによりトリックルームを使ったパーティに対しての耐性が大幅に上がっています。
具体的にはトリックルーム起動役+アタッカーの並びに対して、
アタッカーが鋼タイプなら後攻の尻尾すりかえから手助け熱風で縛る。
アタッカーが格闘タイプなら甘えるを使い無効化する。
エルフーンを上手く使うことでターンを消化していきます。


エルフーンウルガモスの2体が決まったところで残りのポケモンを考えていきました。
まずウルガモスと攻撃面での相性がいい格闘タイプが必要になったのですがエルフーンウルガモスともに飛行タイプを弱点としているため、ここに格闘タイプを入れると飛行の一貫性が生まれて相手にアクロバットや眼鏡めざ飛行を撃たれているだけでパーティが壊滅しかねません。
また普通の格闘タイプだと相手のシャンデラに対して薄くなってしまいパーティ全体のバランスが上手く取れませんでした。
そこで今回はエルフーンとの組み合わせで有名なテラキオンを採用しました。
これにより相手から見ればエルフーンテラキオンの袋叩きパーティに見せることもでき、なおかつ飛行の一貫性とシャンデラに対する耐性も上げることができます。


次に相手の水タイプの処理が遅れるのが気になるので電気タイプを採用します。飛行の一貫性を消す意味合いもあるので草タイプはこれ以上採用できません。
ここまでで浮いてるポケモンが1体もいないので浮いてる電気タイプが欲しいところですが、電気+飛行タイプを採用すると相手のテラキオンに対して隙を見せるので今回はテラキオンに対して有利を取れるスカーフ水ロトムを採用しました。
トリックが使えることによりコンボパーティへの耐性も若干上がっています。


さらにもう1体水半減のポケモンが欲しいのでウルガモスと攻撃面での相性もいいドラゴンタイプを採用します。
電気と岩の一貫を考えるとラティオスも候補でしたが、対バンギドリュウズを考えると威嚇を持っているボーマンダを採用せざるをえませんでした。
ウルガモスが相手のボーマンダを苦手とするため最速の球持ちの個体を採用。
ドラゴン+炎という組み合わせは攻撃面だけ見れば最強クラスだと思います。


最後に耐性面での補完としてメタグロスを採用しました。
具体的には対霰パーティ、対バンギラス(岩タイプ)、流星群受け、対格闘タイプ、対トリックルーム
などを任せています。
相変わらず対応範囲が広いポケモンで優秀ですね。

H236 B76 D196
165-x-115-x-131-136
控えめシャンデラのダブルダメージ熱風耐え
パーティの軸その1。
相手のトリックルームへの回答と天候奪取役。
日本晴れによって雨パーティにも有利に立ち回ることが可能です。
手助けは汎用技として採用。
すりかえは相手の飛行のジュエルを奪ったり、ラムを奪って威張ラムを防いだりなど、ただ後攻の尻尾を押しつけるだけでなく思わぬところで使うことになることもあるので常に選択肢として頭の片隅に置いておきたいですね。
配分は後攻の尻尾を持たせる関係上素早さに振る意味がないので耐久重視。

H191 B4 C28 D68 S164
191-x-86-159-134-155
ラティオスの眼鏡流星群確定耐え
最速ドリュウズ抜き(補正無し100族抜き抜き)
16n-1
パーティの軸その2。
エルフーンのサポートによりどんなパーティが相手でもウルガモスが戦える場を作るというのがこのパーティのコンセプトになっているので、基本的に先発はエルフーンウルガモスで固定になります。
技構成はテンプレ通りのものを採用。熱風の汎用性が高い上に1度舞えばエルフーンの日本晴れや手助けと合わせてメタグロスは倒せるので火炎放射、大文字の採用は見送り。
配分は最初CS全振りの配分で使用していたのですが、相手のドラゴンと対面したときのリスク管理が難しかったので保険として眼鏡流星耐えの配分を施しました。これにより状況にもよりますがある程度強気に蝶の舞を選択することが可能になりました。
持ち物に関しては本来有利を取れるクレセリアラティアスに対して電磁波で圧力をかけられると動きづらいのでラムの実となっています。

H4 A252 S252
167-181-110-x-110-176
技構成は岩雪崩、インファイト、守るがまず入るとして残りの1枠で悩みましたがボルトロスシャンデラの処理速度を速めるためにストーンエッジを採用しました。
持ち物にきあいのタスキを持たせることで天候パ相手にも選出しやすくなっています。
相手からすればエルフーンテラキオンに見えるいう重要な駒なのでパーティの配置などには気を遣いたいですね。
これによりメタグロスなどを釣りやすくなりウルガモスが舞う環境を整えやすくなります。

H252 C4 S252
157-x-127-126-127-151
控えめキングドラの珠流星群確定耐え
ラティオスサイコショック2発耐え(182メタグロスの思念の頭突き2発耐え)
最速
先発がほぼ固定されている関係上受け出しすることが多いので耐久重視の配分にしました。
主にニョロトノスイクンなどの水タイプへの打点確保とスカーフシャンデラテラキオンを上から縛ることが役割です。
また、十万ボルトで相手ポケモンを削ることでウルガモスの熱風の圏内に入れる立ち回りも重要になってきます。

H4 C252 S252
171-x-100-162-100-167
配分は最速のCS振り。
相手の格闘タイプ、地面タイプなどに対して強い圧力をかけることができます。
またエルフーンの甘えると併せて威嚇をかけることで相手の物理ポケモンを無力化していきます。
技構成は色々試しましたがテンプレ通りのものに落ち着きました。
大文字は珠と合わせることで弱点を突けば相手ポケモンに大ダメージを与えることが出来ます。ハイドロポンプも同様。こちらはバンギラスなどに対して特攻を下げずに攻撃できるため使用機会はそれなりに多かったです。

H228 A56 B4 D220 S4
184-178-151-x-138-91
HP4n偶数
ラティオスをコメット+バレット+命の珠反動で確定
キングドラの雨珠ハイドロポンプ確定耐え
受け出しの機会が多いというのと、地震を採用していないことから素早さを切って耐久に回した配分になっています。
これにより雨パーティに対しても選出していく選択肢が生まれます。
ユキノオーバンギラスへの打点としてコメットパンチ+バレットパンチ
残り1枠は迷いましたがアームハンマーで使っていたときに思念の頭突きが欲しくなる場面が多かったので、格闘や水ポケモンへの打点として採用しました。
持ち物は負担軽減のためのオボンの実。半減実で使っていた時期もありましたがHPの管理が非常に難しかったのでHP回復手段を持たせることにしました。




長めの解説になってしまいましたが最後まで読んでくださった方はありがとうございました。
結果が出せなかったのが心残りですが自分なりに回して調整した結果なので記事として残しておきます。