rouのポケ日記

ウキ!ウキウキ!ウキー!!!!

使用パーティ【バンギランドスイッチ】

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
バンギラス 噛み砕く 岩雪崩 けたぐり 冷凍パンチ こだわりスカーフ
ランドロス 大地の力 めざめるパワー(氷) 岩雪崩 守る ヤチェの実
クレセリア サイコキネシス エナジーボール めざめるパワー(炎) トリックルーム 達人の帯
メタグロス コメットパンチ 思念の頭突き 地震 守る ラムの実
トリトドン 濁流 大地の力 冷凍ビーム 守る 地面のジュエル
ボーマンダ 流星群 大文字 ハイドロポンプ 守る 命の珠


いわゆる「バンギランド」と呼ばれている構築ですね。
今回のオフの使用パーティは前々から高種族値ポケモンで固めた安定志向のスタンにしようと決めていました。
理由としてまず今回のオフの目標として「予選通過」というのがあったため、通用するかどうか分からない新しい試みを組み込むよりは確実に安定した強さを出せるパーティを使いたかったからです。


努力値:H60 A148 B20 D28 S252
実数値:183-173-133-x-124-124

「高種族値」というテーマで真っ先に浮かんだのがバンギラスでした。
種族値合計600という数値に加えて天候のすなおこしにより実質的な種族値をさらに高めており、BWダブル環境でもトップクラスのパワーを持ったポケモンだと考えています。
パーティ全体で相手のラティオスが非常に重いためこだわりスカーフを持たせることが確定。
配分は雨パーティに出していくことを考えて最低限の特殊耐久を確保。
残りの努力値をB方面に配分することで物理耐久が丁度いい数値になったのでこの配分に決めました。
技構成はテンプレのものから特にひねる理由もなかったのでそのままに。


努力値:H68 B24 C164 S252
実数値:173-130-113-156-100-168

バンギランド構築は個人的に2種類に分けられると考えていて、
1つはランドロスから構築を始めてバンギラスの砂嵐を利用することでランドロスをエースとして運用するパーティ。これは命の珠砂の力地震の爆発力の高さが魅力ですね。
2つめはバンギラスの補完としてランドロスが入るパターン。こちらはエースとしての運用を意識していないため単体での動きやすさを考慮してランドロスが特殊型になることが多いです。
今回使用したのは後者の構築で、ランドロスを補完的に採用しています。
というのも現在の環境を見るとまずボルトロスが無視できない存在になっていることが分かりますがランドロスはそのボルトロスのメインウェポンと強力な補助技である電磁波を無効にできるという大きなメリットがあります。
しかしながら相手のパーティにボルトロスがいても性格が臆病なのか穏やかなのかの判断は困難に近く、結果ランドロスボルトロスが対面してもめざめるパワー(氷)に怯えて自由に動くことが出来ません。
せっかく穏やかボルトロスに有利な駒として数えられるのに不意のめざめるパワーに怯えて動けないのでは立ち回りがカツカツになりそうだったので1度だけ保険をかけることができるヤチェの実を持ち物として採用しました。
これにより相手がランドロスに氷技を撃つかどうか迷うような場面で、深読みしてくれればアドバンテージを取れ仮にランドロスを攻撃されても1度は保険が乗るのでこちら側は強気な選択をすることが可能です。
配分はボーマンダへの奇襲を考えている以上スカーフボーマンダに先制で倒されたなんてことになると意味がないためスカーフ流星群耐えに設定。ハイドロポンプはパーティにトリトドンが存在するため撃ちづらいと思います。
特攻をボーマンダを1撃で倒せるように配分し、残りを物理耐久へ振り分けました。
技構成に関してはまずメタグロスバンギラスへの打点として大地の力を採用。
次にボルトロスウルガモスへのダメージソースとして岩雪崩を入れました。ストーンエッジも候補でしたが汎用性を考えると岩雪崩を外せませんでした。
めざめるパワー(氷)は、バンギランドという組み合わせの関係上相手のボーマンダを誘いやすいためそこを逆に返り討ちにできる強さがあります。
めざめるパワー(飛行)も候補ではありましたがパーティ内にクレセリアボーマンダメタグロスと格闘ポケモンに強いポケモンが多く入っていたため今回は見送りました。
素早さ種族値の101という数値を活かせていますし、副産物でガブリアスやミラーマッチにもワンチャンを残せるので有効な技だと感じました。


努力値:H220 B4 C228 D52
実数値:223-x-141-136-157-81

達人の帯を持って単体でアタッカーとして運用できるトリックルーム発動要員。
seeさんがMDCで使ったことで結構有名なんじゃないかなと思います。
このパーティでラムハッサム+威張るクレセリアの組み合わせを試していた時期もあったのですが、
全国大会の結果を見ても分かるようスイッチトリパへのマークが非常に厳しくなっているためそれに勝つためにはシビアな立ち回りが要求されることを痛感しました。
そこで今回は使い慣れていてなおかつ相手のトリックルーム対策に対抗するよう、トリックルームへの依存度が低いクレセリアを用意しました。
基本的にトリックルーム展開で有利が取れそうなら積極的に狙っていきますが、妨害が入りそうならトリックルームを展開せずにそのままアタッカーとして運用することも多いです。
持ち物は達人の帯以外にもエスパージュエル、食べ残し、オボンの実など試したのですが相手のトリックルームからハッサムで展開されて全抜きされるパターンがあったためそこに隙を見せないため1撃で倒せるポケモンを1体でも増やしたく達人の帯を優先しました。
技構成は格闘タイプへの打点としてメインウェポンになるサイコキネシスを採用。サイコショックと迷うところではあると思いますが結論が出なかったため単純に威力で上回るサイコキネシスにしておきました。
次に鋼タイプへのダメージソースとしてめざめるパワー(炎)。
これは達人の帯を持たせた理由でもあるので外すことはできない技になります。ナットレイメタグロスに対しても有効で、この技があることでこの型のクレセリアが成り立っているといっても過言ではありません。
最後の攻撃技枠は元々冷凍ビームでしたが相手のトリトドンに対して攻めてが欠けることが多く、苦肉の策としてエナジーボールを採用したところ思った以上の働きを見せたためそのまま採用に至りました。
冷凍ビームを切ったことによる弊害がないのかと言われると確実にあるのですがそれ以上に詰みパターンは減らしておきたかったのでトリトドンの使用率も考えてこちらを優先しました。
トリックルームに関しては説明もとくにいらないですかね。選出の段階でこの技にどの程度依存するかを決めておくと戦いやすいと思います。


努力値:H236 A116 D156
実数値:185-187-150-x-130-82

パーティの補完として非常に優秀なダブルの定番ポケモン
採用理由が多すぎて書ききれなくなりそうですが簡潔に書くと、
対霰要員、バンギラスクレセリアラティオスへの打点、トリックルーム下での攻撃要員
この辺りになります。
配分は汎用的なものを採用。一応集中攻撃でのダメージも意識した配分になっています。
モロバレルの処理役も兼ねているので持ち物はラムの実を採用。特性の胞子による事故も防げます。
技構成も定番といえるものになっていると思いますね。
クレセリアバンギラスを攻撃することを考えてコメットパンチがまず確定。
次にメタグロスクレセリアの並びで相手のメタグロスに殴り負けすることが多かったので地震を採用。
最後の枠に対ラティオスの負担を減らす為のバレットパンチか格闘タイプや水タイプへの打点になる思念の頭突きかでかなり迷ったのですが、今回は最近のラティオスの使用率の低下を見て思念の頭突きとしました。
どちらも汎用性の高い技なのでまだ一考の余地はあると思います。
ちなみにオフ会で187-205-150-x-111-83という個体を間違って使用してしまったのはここだけの秘密。


実数値:205-x-96-158-108-39
努力値:H148 B60 C252 D44

かなり変わった型になっていますが、トリックルームとの兼ね合いを考えて早いターンで相手の処理が出来るようにと考えた結果です。
基本的に雨パーティや相手のトリックルームに対して出していきますが、見せ合いの段階でトリックルームを展開できそうでなおかつ濁流が一貫している場合はクレセリアと一緒に選出することが多いです。
とにかくトリックルーム下での制圧力が高いポケモンで濁流を連打しているだけでどんどん相手にダメージを蓄積させることができます。
突破に時間がかかるポケモンでもジュエル大地の力で強引に削ることが可能ですね。
雨パーティに対しても選出していきますがナットレイがいた場合はトリックルーム中でも動きづらく、特に相手のニョロトノがめざめるパワー草を持っているとかなり苦しいです。今回のオフでは2度めざめるパワー(草)持ちのニョロトノに当たりました。
配分はseeさんのブログ(http://d.hatena.ne.jp/see_miru214/20120410)にあるものですが、育成が間に合わなかったためオフ会中は207-x-100-158-102-39という数値の個体を使用しました。



H4 C252 S252
171-139-100-162-100-167

最速の命の珠持ちボーマンダです。
控えめボーマンダや最速サザンドラ、意地っ張りランドロスに対して先制できるのが利点でしょうか。
最速めざめるパワー(氷)のランドロスがパーティにいるにも関わらずボーマンダミラーを意識していることに疑問があるかもしれませんが、パーティ全体で相手のサザンドラがかなり重たくなってしまったためそこを意識したものになっています。
臆病にしたことによりドラゴンジュエルを持たせても1撃で倒せるポケモンがかなり減るので、命の珠でダメージ計算をしてみたところいい感じの計算結果が出たのでこちらで採用。
パーティ内に威嚇を持ったポケモンがいるだけでパーティ全体の安定感が上がりますね。
ちなみに先発でクレセリアと並ぶことが多いポケモンで今回のオフ会でも9戦中4戦がクレセリアボーマンダの初手でした。
これは威嚇によって相手のバンギラスの攻撃力を下げることでクレセリアの場持ちをよくすることが出来る他、ボーマンダの制圧力が高いため早めに処理しようと狙ってきた相手の攻撃を受けながらトリックルームへ展開したりなど多種多様な戦術が用意できるためです。



■おまけ
オフ中の選出回数。先発が黒、後発は赤で色分け

ポケモン 選出回数
バンギラス ■■■■■■■
ランドロス ■■
クレセリア ■■■■■■■■
メタグロス ■■■■■■■
トリトドン ■■■■■■■
ボーマンダ ■■■■■

練習では先発バンギラスランドロスとかが多かったんですが、オフは見事にクレセリア中心の選出になってますね。
これは今回のオフでボルトロスの使用率が低かったことにつきると思います。
シャンデラサザンドラともあまり当たらなかったのでクレセリア先発で相手のバンギラスボーマンダの威嚇で抑えるってパターンが増えました。