rouのポケ日記

ウキ!ウキウキ!ウキー!!!!

BWダブル環境の遷移

■2010年9月~11月
BW環境最初期。
ランダムバトルではHGSS環境の使い回しと思われるパーティが多く見られた。
多かったのは、
ガブリアスバンギラスクレセリアメタグロスラティオスラティアスロトム水、サンダー
などのポケモン
カビゴンはこの時点で既に数を減らしていたように感じる。
クレセリアは電磁波威張る型が圧倒的に多くロトム水はメガネ流星耐えオボンがテンプレだった。
他に今の環境と違う点でいえばメタグロスのスカーフ持ちが多く存在したことだろうか。
BWからの参戦組では
シャンデラナットレイウルガモスビリジオン
がたまに見られた。
ちなみに徘徊の乱数は解明されたのが遅く手間もかかるためボルトロスの数は少なかった。
ユキノオーロトム氷」の形ができたのもこの頃。




■2010年12~2011年3月
この頃からバンギラスドリュウズの組み合わせが流行。
ミガワリさんが公開していたメンツが、
バンギラスドリュウズロトム火、モロバレルボーマンダトリトドン
というもの。
ボーマンダの強さが見直され始め、バンギドリュウズへの対策となるズルズキンにも注目が集まる。
ズルズキンを使った構築として有名な、
クレセリアメタグロスズルズキンロトム水、ボーマンダカビゴン
いわゆる風流スタンもここで登場。
クレセリアの型もこの頃から多様化してきてトリックルームを展開してくるクレセリアも少しずつ結果を出していた。
また、イッシュダブルの研究が進むことによってイッシュのポケモンが見直され始めたのもこの時期である。具体的にはローブシンブルンゲルモロバレルなどの使用率が少しずつ伸び始めた。




■2011年4月~7月
カポエラーが本格的に流行し始め、それに伴いズルズキンは大幅に数を減らすことになる。
柚樹雨パが公開され流行し始めたのもこの頃。とにかく雨パーティが多かった。
ニョロトノキングドラ、サンダー、メタグロステラキオンナットレイ
というのが基本メンツである。
またデスラッキーなどというパーティも生まれた。
デスカーン、ラッキー、トゲキッスカポエラースイクンシャンデラ
というパーティで多くの人が対策に頭を悩ませたのではないだろうか。
クレセリアを利用したいわゆるスイッチトリパの数も増えていく一方で既に電磁波型と5:5くらいの割合にはなっていたように感じる。
シャンデラもスカーフだけでなくトリックルームを利用するものが多くなった。
バンギラスランドロスの組み合わせも現れ、この頃には現在の環境の基盤は大体できていたのではないだろうか。




■2011年8月~11月
雨パーティへの強力なメタである霰トリパが登場。
ブルンゲルカポエラーシャンデラモロバレルユキノオードータクン
関東から遠征で九州にきたユウキはこのパーティでがにゅーオフ優勝を納めている。
前々から研究はされていたがこのくらいの時期からカポエラーウルガモスのパーティもどんどん結果を出すようになった。
また、クレセリアを利用したスイッチトリパもどんどん勢力を伸ばしこの頃には既にトップメタと呼ばれる存在になっていたように感じる。
電磁波クレセグロスも研究が進み、今も定番のパーティになっているシャロングッドスタッフと呼ばれるパーティも登場。
クレセリアメタグロスバンギラスローブシンボーマンダロトム水(トリトドン)
というメンツでランダムバトルなどでよく見かけるパーティだった。




■2011年12月~2012年2月
ダークホールを利用した戦術に注目が集まるものの12月末になんとダークホールが使用禁止に
ダークホールドーブルといえば多くの人が対策に頭を悩ませた存在であったので、今後のパーティ構築に大きく影響を与えることになった。
また、この頃にはラティオスの使用率は地の底まで落ち。完全にボーマンダに立場を逆転される形となった。
クレセリア軸のスイッチトリパも多様化していき、通常のスイッチからバンギランドスイッチ、バンドリスイッチ、雨スイッチなど様々な物が結果を出した(格闘枠にハリテヤマを採用したものも数を増やす)
トリックルーム威張ラムハッサムが登場したのもこのくらいの時期だろうか。一度威張るのブーストを受ければ止めるのは困難で2対4くらいの状況からでも容易に逆転できる爆発力があった。
配達員でのボルトロストルネロスの配布が行われたのもここである。
ボルトロスに対する研究が進むきっかけとなり、今でも猛威をふるっている穏やかボルトロスが開発された。




■2012年3月~2012年6月
電気タイプのポケモンに電気ジュエル、またはこだわりメガネを持たせた型が増える。
サンダーや水ロトムなどは最終的にジュエルかメガネが一番使用率が高かったように思う。
そしてなんといってもこの時期にボルトロスが爆発的に流行。
これはスイッチトリパの使用率増加に伴ってその対策となるボルトロスに注目が集まったためである。
その対策のしづらさから多くの人が頭を悩ませるが結局全国大会でもボルトロスを利用した構築が優勝する形となった。
全国大会優勝の構築は
クレセリアメタグロスサザンドラボルトロスローブシンロトム
というもの。電磁波クレセグロスの課題であった相手のスイッチトリパへの回答が出されており完成度の高い構築である。