【見せ合い無し09ダブル】ラティグロスギャラカビ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
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ラティオス | 流星群 | 十万ボルト | 威張る | 守る | きあいのタスキ |
メタグロス | コメットパンチ | バレットパンチ | 地震 | 守る | ラムの実 |
ギャラドス | 滝登り | ストーンエッジ | 雨乞い | 守る | ソクノの実 |
カビゴン | 恩返し | 地震 | 自爆 | 守る | オボンの実 |
09ダブル構築紹介シリーズ(?)
ラティウインディ:http://d.hatena.ne.jp/rou-34/20120705
太鼓暗示:http://d.hatena.ne.jp/rou-34/20120923
WCS09の千葉大会でロマンサーさんが優勝して以来09ダブルの定番になった「ラティグロス」のパーティです。
後発のギャラドスをサンダーにしたものも多く存在しました。
とにかく安定感の高いポケモンでまとめられているため殆どのパーティと五分以上で戦うことができます。
個別解説
メタグロスを先発に配置した関係上流星群の逃げ先が無くなっているため持ち物がきあいのタスキになっています。
これにより当時流行していた封印爆破や雨パーティに対してもある程度耐性がつきます。
技は流星群、守るが確定となり残り2枠が選択となりますが、今回十万ボルトと威張るを採用しました。
十万ボルトは汎用攻撃技で当時主流だった技でありサンダーの身代わりを壊したり特攻を下げずにギャラドスを攻撃することが出来ます。
エメループが発見されて以来めざめるパワー(地)を採用した個体も多く見られ、そちらを採用することも選択肢になると思います。
最後の枠は流星群を撃ったあとに腐らないよう威張る。
これにより相手のメタグロスに流星群を受けられても次のターン威張る→地震とすることでスムーズに突破できます。
ラティオスと非常に相性のいいポケモンです。
先発に置きラムの実とバレットパンチを持たせることでドーブルに対して詰むことがなくなります。
相手のメタグロスに対して重めの構築であるため素早さはできる限り上げた方がいいと思っています。
自分で使っていたときは最終的に122まで上がりました。
技構成に関しては鉄板の4つ。
相手のラティオスに対してコメットパンチ+バレットパンチ。縛り解除の守る。ミラーマッチ用の地震。
このパーティにおいてはどの技も切ることができません。
メタグロスの弱点である炎と地面技を受けつつ威嚇も撒くことができるため受け先として非常に優秀なポケモンです。
配分はヒードランを意識すると最速が無難になると思います。
当時は今と違い電気ジュエル十万ボルトでソクノ貫通してぶち抜かれることもなく、滝登りに合わせて交換トリトドンでアドを取られることもなかったのでBW環境以上に安定したポケモンでした。
技構成は滝登り、守るが基本的に固定ですが残りの枠は自由度が高いと思っています。
今回採用したのは滝登りの補完として優秀でヌケニンへの打点にもなるストーンエッジと天候を取るための雨乞い。
ユキノオーグレイシアのような霰パーティにはかなり有効ですし自身の火力アップとメタグロスを炎技から守ることもできるため相性はいいです。
メタグロスの薄い特殊攻撃の受け先として使います。
09ダブルではBW環境と違い強力な格闘ポケモンが少ないためカビゴンが非常に強力です。
オボンを持てば殆どの集中攻撃は耐える(ラティオスの珠流星+メタグロスのコメットも耐える)ので常に自爆の圧力をかけることができます。
素早さを最遅にすることでトリックルーム下でも動け対応範囲が広いです。
技構成に関しては攻撃技として恩返し。汎用技の守るは確定。
威張るでの強化ギミックがない場合はできる限り鈍いか自爆が欲しいと考えているのでどちらかを採用することになりますが今回は単体での性能を重視して自爆としました。
鈍いは電磁波やトリックールームなど周りとの連携があった方が機能すると思っています。
サブウェポンの攻撃技には地震を選択。
これはヒードランを意識したものですがヌケニンに対してかなり無防備になるため炎のパンチに変更することも考えられますね。