雨偽装ニャオニクスシャンデラ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
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ニョロトノ | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 波乗り | 雨乞い | こだわりスカーフ | 雨降らし |
キングドラ | 濁流 | 流星群 | ハイドロポンプ | 守る | 命の珠 | すいすい |
ニャオニクス | ねこだまし | 甘える | 日本晴れ | ファストガード | 食べ残し | 悪戯心 |
シャンデラ | 熱風 | シャドーボール | オーバーヒート | エナジーボール | こだわりメガネ | すりぬけ |
クチート | アイアンヘッド | じゃれつく | 不意打ち | 守る | クチートナイト | 威嚇 |
サザンドラ | 流星群 | 悪の波動 | 火炎放射 | ラスターカノン | 突撃チョッキ | 浮遊 |
がにゅオフで使う候補として作ったのですが、トルンさんにびぶおふで使うパーティを貸して欲しいと頼まれたので使ってもらうことになりました(2回目)
結果はベスト16と惜しくも決勝トーナメントで敗れてしまったようですが、使用感は悪くなかったようなので記録として残しておきます。
人に貸してばっかじゃなくて自分で結果出せやと言われると耳が痛いですが、がにゅオフでは頑張るので許してください。
概要
メガネシャンデラに注目して構築をスタートしました。
シャンデラの強みは12月~1月辺りから流行しているギルガルド+サーナイトの組み合わせに強いことです。
特性のすりぬけにより身代わり持ちのギルガルドにも強く出れます。
不意打ちや地震が苦しいのと熱風の試行回数を稼ぐためにねこだまし持ちのサポート役としてニャオニクスを採用。
あとはサーナイトとギルガルドを選出で釣れるように意識しながら補完を組んで完成。
個別解説
構築の軸になっているポケモン。
基本的にニャオニクス+シャンデラで選出してニャオニクスのサポートを受けながらシャンデラの行動回数を増やしていく形になります。
晴れ熱風の火力もさることながら近作は仕様変更によりゴーストタイプを半減以下にできるタイプが悪とノーマルだけになってしまったため、
メガネシャドーボールの一貫を止めるのは難しくなっています。
配分は最低限の火力を確保して残りを耐久と素早さに回しました。
と優先順位をつけ配分しました。
技は特に捻ってないです。
オーバーヒートは晴れ状態でなくてもギルガルドを1発で持っていけたり晴れ状態でも等倍のポケモンは殆ど1撃なので使う場面は多いです。
エナジーボールは選択枠ですがめざめるパワー(氷)はスカーフでないと活かしきれないと考えているので不採用。
ソーラービームなども考えましたがニャオニクスとの組み合わせが前提となり汎用性が低すぎたので水ロトムやバンギラスに一貫の取れるエナジーボールとしました。
特性についてはギルガルドの身代わりの上から攻撃できるすり抜けを採用しましたがメガリザードンYへの薄さが気になったためもらい火での採用もありかもしれません。
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- 努力値:H252 B4 S252
- 実数値:181-x-97-x-101-171
構築の軸になっているシャンデラのメガネサポート役。
基本的にシャンデラの弱点を潰しながらできる限り多くシャンデラで攻撃できるようにサポートします。
技構成もねこだましは初ターンに安全に攻撃が可能になりますし、
地震や岩雪崩には甘える。ファイアローにはファストガード。水技には日本晴れ。
と対応しています。
特に日本晴れは雨パにもシャンデラが出せるようになるだけでなく攻撃面へのサポートにもなっているため重要な技です。
配分については正直なところあまり考えていませんが、ガルーラとの攻防を考えて素早さには補正が欲しいと考えています。
ニャオニクス+シャンデラをどうしても選出できない相手にはニョロトノキングドラのいわゆる雨選出で戦います。
具体的にはゲンガー入りの構築でしょうか。
ゲンガーはニャオニクス+シャンデラでは対応が難しいためこの2体を使います。
またバンギラスやガブリアスといったシャンデラの苦手なポケモンにも一貫が取れるだけでなく、
ニョロトノキングドラの並びが通常サーナイトに弱いためサーナイトも誘いやすくなっています。
持ち物はニョロトノ単体での選出も考えてこだわりスカーフとしました。
スカーフを持たせることによりガブリアスを上から縛れる駒として使えるため単体での選出でも活躍が見込めます。
ムーバー解禁前にフレデリカさんの雨パーティを使っていたためスカーフ持ちの使用感は分かりやすく強かったですね。
配分は臆病CS。これはメガゲンガーを意識して素早さに補正をかけざるを得ませんでした。
幸い冷凍ビームでガブリアスを縛るだけの能力はあるので火力に関しては問題ないかなと思います。
雨パの代名詞ともいえるポケモン。
近作はフェアリータイプの追加により弱点が増えるだけでなく技の威力低下、天候ポケモンのメガシンカなど、なにかと逆風ですがそれでもまだ戦っていける強さはあると思います。
水の一貫したパーティには濁流を連打しているだけで勝つことも少なくありません。
前述した通りフェアリー弱点が追加されたことによりサーナイトが出てきやくなっているためシャンデラとの相性も悪くないです。
配分は特に捻らずCS振り。
雨選出が刺さっている相手に出すことが多いため雨対策へのメタのようなものは仕込まず素直に火力アップアイテムを持たせました。
メガ枠として今回採用したのはクチートになりました。
採用基準としては
- 雨選出と晴れ選出どちらで選出しても組み込める
- ニャオニクス+クチート+シャンデラの組み合わせは選出でスイッチに見せることが出来る=ギルガルドを誘いやすい
- 威嚇枠
- 鋼かフェアリー枠
- 対トリックルームで戦えるポケモン
これらを考えてクチートが噛み合っていると判断しました。
先発のシャンデラで削ってから不意打ちで縛っていく展開が理想になると思います。
相手のバンギラスへの対策としての意味合いもあるのですが最近ではバンギラスの炎技の搭載率がほぼ100%に近く感じるので、
海外の大会で結果を出したパーティからヒントを貰いせめてもの対抗策として特防に少し努力値回しました。
これによりクチートを1発で倒せる技を1発耐える。2発で倒せる技は2発耐える。という感じで確定数がずれるように配分しています。
いわゆる「対策の対策」ですがマークが厳しいポケモンなのでサポートが特にないパーティであればこれくらいしないと動き辛いと判断しました。
努力値:H124 B4 C188 D12 S180
実数値:183-x-111-169-112-155
最後の枠に採用したのはサザンドラ。
この枠にはとにかく浮いているポケモンが欲しかったのですが、
ここまででシャドーボールを半減できるポケモンが1体もいなかったためゲンガーやギルガルドのシャドーボールからの逃げ道としてサザンドラを採用しました。
受けで出すことが多いと考え持ち物は突撃チョッキ。これによりサーナイトのマジカルシャインも耐えるようになりネックだった突然死が減ります。
また、相手のギルガルドや水ロトム、ゲンガーといったサザンドラで相手をしたいポケモンに対しても滅法強くなれるため悪くないアイテムだと感じました。
配分はチョッキを持たせる理由の1つにもなっているスカーフマジカルシャインを耐えるラインが確定で残りは少ない努力値で耐えられそうなところを確保して、素早さを伸ばしました。
準速100族はそこまで少なくないのでラインとしてはこんなもんかなと思います。
技構成は普通の4つ。
あえて言うなら火炎放射か大文字かで割れるところだと思いますが、大文字が欲しいラインがあまり見付からなかったため安定した火炎放射にしました。
今後大文字でなければ倒せないラインが見付かれば変更の可能性はあります。