【がにゅーオフ使用構築】雨壁太鼓暗示
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
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ニョロトノ | 滝登り | 冷凍パンチ | 腹太鼓 | 守る | オボンの実 | あめふらし |
キングドラ | 流星群 | 濁流 | 冷凍ビーム | ハイドロポンプ | こだわりスカーフ | すいすい |
ラティオス | 流星群 | リフレクター | 光の壁 | 電磁波 | 光の粘土 | 浮遊 |
メタグロス | バレットパンチ | 思念の頭突き | 瓦割り | 自己暗示 | 命の珠 | クリアボディ |
ランドロス(霊獣) | 地震 | ストーンエッジ | とんぼ返り | 守る | きあいのタスキ | 威嚇 |
モロバレル | ギガドレイン | 怒りの粉 | キノコの胞子 | 守る | 黒いヘドロ | 再生力 |
パーティ作成の経緯
3月30日のがにゅオフで使用したパーティです。トルンさん、しーちきんさんも同じパーティで参加しています。
3月に差し掛かった辺りから壁構築が流行し始めてがにゅオフ1週間前に行われたしゃでオフでは壁を利用したパーティではくひょーさんが優勝するなど各地で壁構築が猛威を奮っていました。
いつもなら壁を対策したパーティで挑むところなのですが、自分自身で考えていても対策がかなり難しく感じたため対策に回るより自分で使った方がいいだろうと判断しました。
剣舞ハッサムとの組み合わせやビルドズルズキンなど候補に上がりましたがここ半年以上特にギミックのない普通の高種族値パーティしか使っていなかったので久しぶりに初見殺しを組み込んだパーティを作ることを決意。
色んなブログを徘徊しつつヒントを貰った結果、ニョロトノの腹太鼓となら壁との相性もいいし初見だと対処も難しいと考え構築を開始。
壁役にラティオス、暗示役にメタグロス、偽装用にキングドラ。
ここまで入れたところで残りにランドロスとモロバレルを入れるとトルンさんの雨パーティとメンツが同じになることに気付きひとまずそれで回してみるととてもしっくりきたのでそのまま採用する形に。
個別解説
パーティの軸になるポケモン。
ラティオスで壁を張ったあとにこのポケモンを出して太鼓で展開するのが基本になります。
配分は最低限の耐久、攻撃を確保して残りを素早さに振っています。
これは壁がある以上耐久に多く回す必要は薄くなりますし、攻撃も太鼓しなければ火力に振ったところでまともな火力は出ないです。
またパーティ内に素早さサポートが少ないため少しでも攻撃の機会を増やせる方がいいと考えました。
技構成はメインウェポンの滝登り。補完の冷凍パンチに、コンセプトの腹太鼓、汎用技の守るといった感じです。
太鼓暗示を利用したパーティ全般に言えることですが太鼓役の守るは非常に重要な技です。
太鼓後でHPが少なくなって縛られている状況下でも守る+自己暗示とすることで簡単に打開できます。
これができるかどうかで大きく変わってくるのでできる限り入れたい技ですね。
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- 努力値:H4 C252 S252
- 実数値:151-x-115-161-115-137
- CS全振り
このパーティのコンセプトは壁からの太鼓暗示であり基本選出にもキングドラは入ってこないのでエースとしての運用は考えず補完を重視した型にしました。
偽装用という名目で入ったポケモンですが役割としては、相手のニョログドラ選出へのケアになります。
相手がニョログドラ先発の場合基本選出のラティランドニョログロスで選出するとかなり不利になってしまうため、ラティオス+キングドラで選出します。
配分は控えめのCS全振り。
最近ではスカーフキングドラも珍しくなくなってきたので臆病にすることも考えましたが火力が足りなすぎるので没になりました。
控えめでCSも火力はギリギリなので切れません。素早さも前述したとおりミラーがあるので全振りです。
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- 努力値:努力値:H252 D4 S252
- 実数値:実数値:187-x-100-150-131-178
- A173バンギラスの噛み砕くを確定耐え
- A216ランドロスのとんぼ返り+A187メタグロスのバレットパンチを最高乱数2連続以外耐え
- A187メタグロスのハチマキコメットパンチを最高乱数以外耐え
- A173ガブリアスのドラゴンクローを確定耐え
- A167トルネロスのジュエルアクロバットを確定耐え
- リフレクター(ダブルバトル計算)状態でA205メタグロスのコメットパンチを2発耐え
- C216シャンデラのシャドーボールを確定耐え
- C200ラティオスの龍の波動を確定耐え
- C130ラティアスの流星群を最高乱数以外耐え
- C205ウルガモスの虫のさざめきを最高乱数以外耐え
- 光の壁(ダブルバトル計算)状態でC194サザンドラの流星群を確定耐え
色々調整先を書いてますが要約すると無振りラティオスを1撃で倒す攻撃を耐えるようになっています。
壁の依存度が高いパーティなのでいわゆる「出落ち」を防ぐようにしました。
持ち物も壁の依存度が高いことを意識して光の粘土としています。ニョロトノの素早さが遅く一度積んだ後も被弾回数がどうしても増えてしまうので5ターンでは短く感じてしまいます。
技構成はリフレクター、光の壁をまず採用し、ドラゴンを倒したり削りとして使える流星群。残りの1枠はかなり難しいのですが素早さサポートの電磁波になっています。
この枠はオフに参加したときは置き土産でした(トルンさんは神秘の守り、しーちきんさんは守るで使っていました)
置き土産もそれはそれで強かったのですが素早さサポートがあるのとないのとでは後発のニョロトノの動きやすさが全然違ってきたので電磁波に落ち着きました。
これによりやることがなくなったら電磁波を撃てるので腐ることがほぼなくなりました。
基本的に先発固定で選出していきます。パーティを使ってきた中で選出しなかったことはなかったです。
パーティのエース。暗示後にバレットでの全抜きを目指します。
全抜きがやりやすいように先発のラティオスやランドロス、キングドラであらかじめ邪魔になるポケモンを圏内まで削ることがかなり重要になります。
例えば流星群を1発クレセリアに入れておけば暗示後のバレットで縛れたりなど立ち回りにかなり幅が出るので意識するとやりやすいですね。
配分は必要な攻撃ラインを確保して残りを耐久へ。
素早さは伸ばす必要性を感じなかったので最遅にしてトリックルームへの保険としました。
持ち物は命の珠になっています。元々食べ残しを採用していて壁と合わせてゆっくり制圧していく形をとっていたのですが被弾回数が増えて事故の確率が増す上にクレセリアなどを倒しきれずに威張るを受けてワンチャンを取られることが多かったため確実に仕留められる命の珠にしました。
これにより格闘技もアームハンマーを切って瓦割りにすることが可能になり命中の安定と共に壁ミラーへの回答も出せました。
技に関しては残り1枠に思念の頭突を採用しました。
これがあることにより暗示後の攻撃範囲の補完はもちろん万一太鼓暗示が失敗した場合でも最低限の仕事ができるようになっています。
- ランドロス(霊獣)
基本的にラティオスと共に先発で投げるポケモンです。
このポケモンで重要なのはとんぼ返りという技につきます。
例えばラティオス+ランドロスの先発で相手のラティオスと対面した場合、
ラティオス壁+ランドロスとんぼ
と選択することで、
ラティオスに流星群が飛んできた場合こちらのラティオスが倒れてニョロトノを死に出し。さらにとんぼでメタグロスを出して特攻が下がったラティオス相手にニョログロスを並べることができます。
またランドロスに流星群や冷凍ビームが飛んできたとしてもタスキで耐えてラティオスの壁が成功した状態でニョロトノを無償光臨させることが可能になります。
このようにとんぼ返りで相手のHPを控えのメタグロスの圏内に入れつつコンボが決まりやすいようなタイミングでニョロトノやメタグロスを繰り出していくことができ、素晴らしくパーティにマッチした存在です。
技は構築の関係上ボルトロスは重いため性格を意地っ張りにしてストーンエッジを採用。
一撃で処理できなくても処理速度を速められればいいかなと考えています。
最後の枠はトリックルーム絡みのパーティに対して選出していくモロバレル。
相手の6体を見てスイッチに見えた場合はラティオス+モロバレルのような形で選出していきます。
雨スイッチは見極めが難しいですが最悪普通の雨パーティでも壁を貼ったモロバレルがとても強いので相手の6体を見て雨スイッチに見えた場合はキングドラではなくモロバレルを選出します。
このポケモンの対トリックルーム性能はもはや説明不要ですね。
モロバレルがいるだけでトリル下での動きがぐっと楽になります。