第20回がにゅーオフ使用パーティ【クレセブシンスイッチ】
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
クレセリア | サイコキネシス | 冷凍ビーム | 手助け | トリックルーム | オボンの実 | 浮遊 |
ローブシン | アームハンマー | 炎のパンチ | 冷凍パンチ | 見切り | 命の珠 | ちからずく |
バンギラス | 噛み砕く | 岩雪崩 | 炎のパンチ | 守る | ヨプの実 | 砂おこし |
トリトドン | 大地の力 | 濁流 | 冷凍ビーム | 守る | 地面のジュエル | 呼び水 |
ボーマンダ | 流星群 | 大文字 | 岩雪崩 | 龍の波動 | こだわりスカーフ | 威嚇 |
メタグロス | コメットパンチ | 思念の頭突き | 地震 | 守る | エスパージュエル | クリアボディ |
パーティ概要
BW2からの教え技でローブシンが炎のパンチ、冷凍パンチ、雷パンチを修得し特性「ちからずく」が活かしやすくなりました。
今回手助け+ちからずく炎のパンチでメタグロスが倒せることに注目しパーティを構築しました。
パーティが出来るまでの簡単な過程
ローブシンを動かす為のトリックルーム要員として相性のいいクレセリア。
相手のエスパーゴーストの処理、トリックルーム中のアタッカーとしてこれもローブシンと相性のいいバンギラス。
相手のメタグロスへの薄さが気になるのでトリトドン。トリックルーム中に腐らないようジュエル持ち。
格闘を抑えると共に相手のウルガモス、シャンデラに強い威嚇、ドラゴン枠としてボーマンダ。相手のラティオスに上を取れるポケモンが1体もいなかったのでスカーフを持たせる。
最後は相手のバンギラスに強くクレセリアと相性のいいメタグロスを採用。
個別解説
努力値:H244 B60 C164 D36
実数値:226-x-162-116-155-81
ローブシンを動かす為のトリックルームクレセリア。
がにゅオフではラムを持った攻撃技3つのクレセリアを使用しましたが後発で出す機会が多かったのでオボンの実を持った耐久重視の型にしました。
配分はオボン持ちということで集中攻撃は殆ど耐えてしまうので1撃で倒されないように調整しました。
ローブシンが威嚇に弱いためランドロスやボーマンダに通る冷凍ビームを採用しています。
とにかく使いやすいポケモンで性能の高さを実感できました。
努力値:H68 A168 B20 D252
実数値:189-199-118-x-117-45
- 珠手助けちからずく炎のパンチで187-151メタグロスを1発
- 珠アームハンマーで207-141バンギラスをヨプの実込みで1発
- 138クレセリアのジュエルサイコショック耐え
- 182ラティオスの珠流星群耐え
- HP10n-1
パーティの軸です。
最低限の耐久だけ確保して残りは攻撃面へ配分しました。
従来トリックルーム中にクレセリア+ローブシンの並びになった場合相手のメタグロスへの打点が不足する場合が多く、自由に行動を許してしまう形になってしまうことが多かったです。
今回その解決策として手助け+ちからずく炎のパンチで強引に対処する方法を取りました。
いわゆる「初見殺し」ではありますがパーティの見た目では型の判別も難しいため相手からすれば対処が難しいのではないかと思います。
トリックルーム中の制圧力が非常に高く手助けの補助も受ければメタグロスだけでなく広範囲のポケモンを1撃で倒すことができます。
技構成に関しては変更の余地があると思っており、冷凍パンチ→岩雪崩にする選択肢もあると思います。
攻撃範囲を優先してマッハパンチは今回採用を見送りました。
努力値:H252 A236 B20
実数値:207-202-133-x-120-59
- 噛み砕くで223-165クレセリアまで2発
- 噛み砕くで187-151メタグロスを最低乱数3連続以外で3発
- ダブルダメージ岩雪崩+天候ダメージで155-90ボルトロス(トルネロス)を最低乱数以外1発
- 205メタグロスのコメットパンチ耐え
ローブシンに次ぐトリックルーム中のアタッカーになります。
クレセリアやローブシンが苦手とするシャンデラやウルガモスに対して有効であるだけでなく、素早さを落としてあるため天候パーティに先発で選出して天候を砂嵐にすることも可能です。
雨パーティに対してはこのポケモンとトリトドンを中心にトリックルームを使いながら動かしていくことになります。
配分は相手のクレセリアを早めに処理することとトリックルーム中の攻撃性能を考えて攻撃重視。
攻撃は204と202の間で計算したところ乱数に変化があまり見られなかったため攻撃を202まで落として余り分防御へ回しました。
トリックルーム中でなくてもある程度動けるように保険を付けたかったので持ち物はヨプの実になっています。
実数値:205-x-96-158-108-39
努力値:H148 B60 C252 D44
- 182ラティオスの命の珠流星群を確定耐え
- 182ラティオスのサイコショックを最高乱数2連続で引かない限り耐える(182メタグロスの思念の頭突きやガブリアスのドラゴンクローも同様)
- ジュエル大地の力で185-138メタグロスを下4つの乱数以外で確定1発(185-132から確定1発)
- ジュエル大地の力+187メタグロスの地震で207-133-120バンギラスが確定
- ダブルダメージ濁流で185-138メタグロスが最低乱数3連続で引かない限り3発
すっかりお馴染みになっているジュエル持ちのトリトドン。
炎や岩へ耐性。雨パへの選出、対メタグロス、トリックルーム中の動きなどを考えるとトリトドンを採用せざるをえませんでした。
基本的な動きや選出基準は他のパーティのジュエルトドンと変わりません。
seeさんのブログ(http://d.hatena.ne.jp/see_miru214/20120410)
や
ろしオフで使った構築(http://d.hatena.ne.jp/rou-34/20120618)
に詳しく書いてあるのでよければそちらもどうぞ。
努力値:H4 C252 S252
実数値:171-139-100-162-100-167
相手のドラゴンを上から攻撃できるスカーフ持ちのボーマンダを採用。
サザンドラとの対面で色々考えたくないので素早さに補正をかけてあります。
特攻に補正をかけていないので耐久調整はとくに行わずCS振りになっています。
霊獣ランドロスが増えたことにより一時採用率を落としていたボーマンダですが、
現在「クレセリア+メタグロス+バンギラス+霊獣ランドロス」のような組み合わせが流行しそれに刺さるウルガモスが活躍しやすい環境になっています。
ウルガモスに対しての耐性を考えると霊獣ランドロスよりもボーマンダに軍配があがるためまだまだ活躍の余地があると考えています。
努力値:H236 A140 D132
実数値:185-187-150-x-130-82
- 125ロトムの十万ボルトを最高乱数3連続引かないかぎり3発耐え
- 178ボーマンダのダブルダメージ熱風2発耐え
- 205メタグロスのダブルダメージ地震2発耐え
- 125ゴウカザルのオーバーヒート確定耐え
- 159ウルガモスの1段階上昇ダブルダメージ熱風確定耐え
最後の枠はメタグロスです。
攻撃面、耐性面どちらで見ても補完としてぴったり入ってきました。
今回トリックルームを利用したパーティということで相手のモロバレルの処理が非常に重たかったため最初はラムの実で使っていました。
しかし思念の頭突きでモロバレルを攻撃しても耐えられた後に交換され再生力で回復した状態で再び場に登場を許してしまうなど使いづらさが目立ったのでエスパージュエル思念の頭突きにより1撃で処理する方針に変えました。
配分に関してはいつも通りです。エスパージュエル込みの攻撃計算も行いましたが特に問題なさそうなので流用個体としました。